元旦蒸留の新酒、残りわずか!〜新酒と古酒の違いは?〜

はいたい!池原酒造のブログ担当の大城です(^^)♪

毎年大人気の元旦蒸留の新酒が、おかげさまで残りわずかとなってまいりました!ご購入を検討されている方は、お早めにお求めくださいませ。

元旦蒸留の新酒とは?

池原酒造では毎年元旦に蒸留し、その日のうちに瓶詰めする限定酒を製造しています。新年の幕開けとともに生まれる特別な泡盛は、フレッシュでキレのある味わいが特徴です。

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「新酒」と「古酒」の違いって?

酒造見学にいらっしゃるお客様から、よく「いつから古酒として定義されるのですか?」というご質問をいただきます。今日はこの疑問にお答えします!

新酒とは

蒸留したての泡盛を「新酒」と呼びます。爽やかでフレッシュな香りと、キリッとしたシャープな味わいが特徴です。元旦蒸留の新酒は、まさにこの「新酒」の魅力を存分に味わえる一本なんです。

古酒(クース)とは

泡盛の古酒は、3年以上熟成させた泡盛のことを指します。つまり、蒸留してから3年が経過すると、晴れて「古酒」を名乗ることができます!

熟成が進むにつれて、泡盛は以下のような変化があります。

  • 香りの変化:爽やかな香りから、まろやかで芳醇な香りへ
  • 味の変化:シャープな味わいから、深みのあるまろやかな味わいへ

泡盛は熟成しても透明なまま。見た目は変わらなくても、香りと味わいが大きく変化するのが泡盛古酒の面白いところです(^^)

泡盛独特の「仕次ぎ」という伝統技術

泡盛には「仕次ぎ(しつぎ)」という、沖縄で古くから伝わる伝統的な熟成技法があります。これは、古い酒が入った甕から一部を取り出したら、その分だけ若い酒を注ぎ足していくという方法です。

こうすることで、古酒の良さを保ちながら、安定した品質の古酒を育て続けることができます。まるで酒が「生きている」かのように、世代を超えて受け継がれていく。これこそが泡盛古酒の素晴らしさです(^^)

この伝統技術を踏まえ、泡盛業界では「古酒」と表示する場合、3年以上熟成させた泡盛が全体の50%以上含まれていることという基準が設けられています。

なお、「5年古酒」「10年古酒」などの年数表示がある場合は、その年数以上熟成させた泡盛が100%含まれています。

酒造見学で泡盛の世界を体験しませんか?

池原酒造では、酒造見学を受け付けています!さまざまな種類の泡盛を実際に見て、香りを嗅いで、そして飲み比べていただくことができます。

お酒が作られる場所を実際にご覧いただきながら、池原酒造の技術や泡盛への情熱を感じていただけると嬉しいです♪

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酒造見学のご予約は、公式LINEから承っております。 お気軽にお問い合わせくださいませ♪

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最後に

新酒には新酒の、古酒には古酒の、それぞれに異なる魅力があります。1年に1回しか味わえない元旦蒸留の新酒をぜひこの機会に!

石垣島にお越しの際は、池原酒造にお立ち寄りください。泡盛の奥深い世界を、一緒に楽しみましょう(^^)♪

それでは、次回もお楽しみに(^^)


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